栄養素について-2 | ビタミン | ミネラル

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栄養素辞典

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五大栄養素

栄養バランスを考える

三大栄養素を土台として三大栄養素を補助する役目(補酵素)として働くのが「ビタミン」と「ミネラル」です。

三大栄養素と「ビタミン」と「ミネラル」を併せて五大栄養素と呼びます。

五大栄養素


ビタミン

三大栄養素の代謝を円滑にする重要な役目をします。
語源は Vital AmineからVitamine(生命活動に必須なアミン)と名 づけられています。

ビタミンの多くは体内で作ることができず、食べ物などから摂取する必要があり、ビタミンが不足することにより病気や成長障害が出たりします。

以上の13種類のビタミンがあります。

ミネラル(無機質)

骨や歯を作る材料となったり、代謝酵素の材料となります。

炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンはミネラルの力を借りてそれぞれの機能を発揮します。
ミネラルが無ければそれぞれの役目を果たすことができません。

などがあります。

七大栄養素

五大栄養素に「食物繊維」、「水」を併せて七大栄養素と言います。
「水」の代わりに「ファイトケミカル」を入れて七大栄養素と呼ぶ場合もあります。

七大栄養素


食物繊維

食物繊維は胃や腸の消化酵素で消化することが出来ないので、摂りいれた物はやがて排出されてしまいます。

食物繊維の中でも胃や腸の中で溶けるタイプの「可溶性植物繊維」は腸の中でドロドロに溶けて脂質を包みこみ、血糖値の上昇、コレステロールの上昇を抑える役目をします。

胃や腸の中で溶けないタイプの「不溶性植物繊維」は大腸の働きを活発化させ排便を促進します。

推奨される一日あたりの摂取量は10g/1000Kcalで、成人男子で20~25g/1日程度が必要とされます。

食物繊維は脂質異常症(高脂症)の予防・改善、糖尿病の予防・改善、高血圧の予防・改善、有害物質の代謝促進、胆石の予防などの作用があり、メタボ予防には必ず摂りたい栄養素の一つです。


■ 食物繊維・一日の摂取量 ■

食物繊維・一日の摂取量
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2010年版


人間の体を作る成分の中で一番多くの比率を持つ水分は、生きて行く上で欠かすことの出来ないものです。

ファイトケミカル

ファイトケミカルとは食物由来の抗酸化栄養素のことで、植物の色や香り、あくなど、それぞれの植物が持っている独自の効能や作用で必ずしも摂らなければいけないと言うのではなく、摂ったほうが良いとされるものです。 ポリフェノールはファイトケミカルのグループの中に含まれます。

食べ物に含まれるファイトケミカルは
赤ワイン--ポリフェノール
ブルーベリー--アントシアニン
トマト--リコペン
大豆--イソフラボン

ファイトケミカルには特定の組織や臓器に対して、水溶性でも脂溶性でも作用するものもあり、病気を予防するには違った色の野菜や果物をたくさん食べることにより摂取できます。

色の違いから見た含まれる栄養素
赤~オレンジ カロテノイド系  βーカロテン、リコペン
黄色     フラボノイド系  カテキン、ルチン、イチョウ葉
青紫     アントシアニン系 アントシアニン
色の違いから見た含まれる栄養素
βーカロテン 人参 [抗酸化作用、動脈硬化、ガン、老化予防]
リコペン   トマト [抗酸化作用、動脈硬化、ガン、老化予防]
カテキン お茶 [抗酸化作用、動脈硬化、ガン、老化予防]
ルチン  そば [抗酸化作用、動脈硬化、ガン、老化予防]
フラボノイド イチョウ葉 [抗酸化作用、脳循環改善作用]
アントシアニン系 ブルーベリー [目のトラブルの改善]

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